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いつもの空の下

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導かれて雪の御陵

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2015年1月24日 出雲峠経由で烏帽子山 ⇒ 比婆山(御陵) ⇒ 県民の森スキー場経由で公園センター

途中で知り合ったグループの方々に便乗して、
雪の御陵へ初訪問することが叶いました♪

帰りも一緒させていただき、
やはり一度歩いてみたかったスキー場経由で歩くことも出来ました。

決して見通しが良くなかった状況だったので、
独りでチャレンジする勇気が持てずにいたところを、
同行を快諾していただいて大感謝の山行きとなりました。

いつか今日の逆方向からの行程でも行ってみたいな~と思います。

念願の樹氷のブナの森も満喫出来て充実の一日でした♪


 FUJIFILM X-M1 + XF10-24mmF4 R OIS



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好天の週末とあって駐車場は到着時かなりの入りになっていた。
スキー客じゃないスノーハイクに行くであろう人々の姿もチラホラ見えた。
そそくさと準備していざ出発♪

管理の車両の轍のあるところを過ぎて、
いよいよスノーハイクの起点になると、
スノーシューを装着している最中のグループに出会った。

ツボ足だとこの先は沈み込みが大きかったので、
私もそこでスノーシューを装着することにした。
そして早々に彼らに追いつき、
しばらく後をついて行くことになった。
しかししばらく行ったところで彼らは小休止したので、
その先からは一人の時間を味わいながら進んで行くことになった。

登山道には倒木や、倒れこんでいる枝がとても多く、
それを避けて行きながらよっこらしょ~の道のりだった。




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しばらくはトレースがありませんでしたが、
渓流沿いに進んで来た方のトレースと合流しました。
1~2人ぐらいいらっしゃったのかな。
誰か歩いた跡を歩くというのは雪が締まっててとってもラクちんでした。
今日は遠くまで行きたかったから、
ちょっとでも楽させてもらえるのは非常にありがたい事でした。




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真っ白な雪と、青すぎる空がたまらなく美しかった!




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雪に映る木の陰にうっとり~




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ウサギの足跡もいっぱいあった♪




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出雲峠の避難小屋まで来たところで、
雲がとても多くなって日差しが途切れがちに・・・




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ここで日差しが来てくれたらなぁ!!
今日は辺りの木々はみんな綺麗に樹氷が付いててそりゃあステキでした!
あぁ、青空を背景に見たかったな~




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←烏帽子山・毛無山→
標識はすっかり雪の中。




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毛無山方向には誰も行っていないみたい。




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しっかり休憩もしたし、さて烏帽子山に向けて再スタート♪




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幹も綺麗に雪化粧して明かるかった植林のエリア。




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植林エリアを過ぎるといよいよ尾根歩きになる。
ちょっぴり登りになるからチョット気持ちドキドキする!




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サラサラの薄い表面の下はガリガリ君って感じで沈み込みがほとんどなくて歩き易かった♪




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ほっそい枝にも綺麗に樹氷が付いていた♪
ウットリブラボー!!




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途中で追い越してきたグループの方たちが追い付いて来られた。
けどまたしばらくして停滞されたので再び一人で先へ進んで行くことになった。




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今日来て良かったーーー(≧∇≦)
うおおおおおーーーー(≧∇≦)




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キレイだよぉおお~~~(≧∇≦)




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!!!!!(≧∇≦)!!!!!




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心の中で感動の雄たけびを上げてるうちに登りも終了。
なだらかになって来ると山頂はもうすぐだ♪




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指の形もはっきり見えるようなウサコの足跡♪




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そして烏帽子山山頂へ到着。
あの途中の晴れ間は嘘のようなガスっぷり・・・(´;ω;`)ウッ
画面中央辺り、団体さんが何やら訓練?ぽい雰囲気でいらっしゃった。
ここまでのトレースは単独が時間差で通過した程度のものしかなかったんで意外な光景でした。
どこから登って来てるのかはこの日は分からずじまいでした。
帰りは出雲峠に向けて降りられたのかなぁ?




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御陵の方はガスが速いスピードで流れて行ってた。
はぁ、どうしたもんでしょ。
頭の中に等高線が浮かぶ。
どう行ったらいいか分かる。
分かるけど真っ白になったら怖いよー
今日はここで諦めるべきなんだろうか。
うーん。
うーん。




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往生際悪くしばらく山頂をウロウロしてました。
するとどんどんガスが晴れて行ってくれた♪
でもまたいつさっきのように真っ白けになるか分かったものじゃない・・・
一度行ったことがあるならまだしも、
この時期にまだ見たことのない空間じゃ不安もいっぱい!
でも来た道を帰りたくない~~

と、そこへ途中で二回、それじゃお先に~~となったグループの方たちが山頂へ到着された!
駆け寄ってこの先の予定を尋ねた。
御陵に向かうという事だった。
ならば私もくっついて行ってよいでしょうか?とお願いした。
どうぞと言っていただいてヤッター!な気分に。

かくして初めての雪の御陵に向けて斜面をシュワッっと滑るように降りた♪




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大善原への近道の標識のある十字路には冬は山頂から一直線に行くのですね。
独りだったらきっとそういう事はせずに夏道を辿るように行ったに違いありません。
そういうちょっとしたポイントはやっぱり誰かの導きがあって初めて知ることですねぇ。
リーダーさんにいろいろ説明を受けつつ、
途中から再び先行して御陵を目指しました。

烏帽子山にいた団体さんの歩いて来た立派なトレースがあったけど、
それを辿ってたら背後からそっちじゃなーい!とお叱りを受けつつ進んだことも。(^^ゞ




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日差しがあったらどんなに素晴らしかったことでしょう!
空の青はこの写真以降、山から降りてくるまで見られなかったのは残念な事でした。




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影もないモノクロの世界でも、




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凍り付いたブナの森を歩ける事にテンションマックスでした!




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私の山の原点。
凍りついたブナの森。
美しすぎて。
そして
夏も行くようになった。




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そして御陵に到着~♪
神域に入らないように用心してちょっと遠くからパチリ☆




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お社は正面だけは埋もれずにありました。




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グループの皆さんも御陵に到着されました。
帰り道はどこを通るのか聞いたところ、
スキー場を通過するという事でした。
それもご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?とお願いしました。
これからランチタイムに煮炊きされるそうでしばし時間が空くという事なので、
それでは周辺を散策してきますね~~~という事にしました。




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門栂のところです。
こんなにこの木ってちっちゃかったっけ?
そう思う位なんか小さく感じました。




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岩をくり抜いた手水舎を探したけど見つけられず!




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普段、ほとんど何も食べずに登って、
一か所に長くとどまることもなく、
通過して終わる感じの行程が常なので、
時間つぶしに辺りをブラブラすることになってチョット冷えて来てました。




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それと、帰りも一緒に歩くという事になったから、
一人だけバテるわけにはいかないと思い、
意識的に食事を取っておくこともしました。
あ、彼らとは離れたところでポツンとですけど。




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晴れていて枝に何もない日よりも、
白い空でも樹氷がある方が嬉しい。




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そそ、烏帽子山から以降は風が収まってたんですよ♪
それも良かった♪




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いつ出発の号令が掛かってもいいように皆さんの近くに戻ってウロキョロ♪




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木の枝の周りには動物の足跡がたっくさ~ん♪




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木の皮をかじった跡を発見♪
こんなものを見つけられるぐらいゆっくり過ごすことになった。
と、皆さん方からお呼びがかかりそちらへ向かった。




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大きなお鍋の中からグツグツ煮える音。
湯気の中で踊る具だくさんの豚汁。
それをおすそ分けしてくださったのです。
大きい鳥団子入りだったから、
豚汁と言っていいか微妙ですが、
冷えた体に熱々の汁物は最高に美味しかったです!

そうして皆さん方と一緒に、
美しい風景と会話を楽しみながら、
今日の出会いに感謝するばかりでした。




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さて、おなかも一杯になり過ぎなくらいモリモリ食べた後はいよいよ下山の途に就きました。
夏のスキー場への降りる分岐からかと思っていたところ、
御陵の真向かいから直接スキー場へ向けて下るという事でした。

だってそこは今日まだ誰も歩いた形跡がありません!
ワクワク!!




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歩きながら地図とコンパスの使い方をレクチャーしていただいたり。




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時折立ち止まって、よりスムーズに進路を取るために悩んだり。
冬だけの自由気ままで、
だけど勘に頼ってたらいくらでも遭難してしまいそうな、
どこまでも広がるブナの森を進む贅沢なひと時でした。




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そしてスキー場の最上部にジャストで到達。




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スキー場をテクテク。




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すっかり降りてきた後は、ベンチでチョコとコーヒーをいただきました。
料理もいただき、アフターコーヒーまでご馳走になっちゃって超恐縮でございました。

暖かい飲み物と甘いものをいただきながら、
今日は本当に楽しかったですね!を皆さん口々におっしゃって、
皆が何度も笑顔になりました。

常に一人で行動する私ですが、
誰かと一緒に賑やかに歩くのもいいな~って思った日でした。

リーダーさんからは一人は危ないから止めときや!と言われましたが、
団体行動を共にするほどの脚力がないので、
これからもずっと一人でボッチ登山を続けていくことになるでしょう。

それよりも自信を持って冬の森を自由に行動出来るようになりたい。
機械音痴で避けているけど、
やっぱりGPSが欲しいかも・・・と思いました。


・・・・おわり・・・・
by mizuho41069 | 2015-01-24 20:02 | 比婆山連峰