森へ行こう
2014年9月7日 男三瓶山(名号コース⇒山頂⇒姫逃池コース)
昨日素晴らしい夕暮れだったから、
今日は絶対晴れる!という事で今週も三瓶へと行って来ました。
お疲れモードの時は、大山より三瓶の方がいい・・・。
なんたって近いから。
コースによるけど、森の中を頑張り過ぎずに歩くことが出来るし。
それにしても今日はドピーカンでした。
澄んだ空気に日差しがキツ過ぎなぐらい。
普段あんまり太陽の光を浴びてないからか、
日差しにやられた!っていうか、
なんとも非常に疲労感一杯になった帰路でした。
暑さも和らいで来たので、
お山に行こう!と考える人が復活したようです。
今日の山頂はとても賑わっていました。
山に登らず、下の草地でピクニックに興じる人も多くみられました。
稲刈りも好天とあってあちこちで進行中でした。
季節はどんどん進んで行ってますネ。
FUJIFILM X-M1 + XF10-24mmF4 R OIS
今日の予定は北の原をスタートし、
女三瓶から男三瓶に縦走して姫逃池コースで下山するというもの。
駐車場で準備してたら】次から次へと車が来て、
続々と準備を整え登山口に吸い込まれていきました。
私はゆるゆると準備してまずは名号コースへ向けて進んで行ったのでした。
青少年の家の駐車地と平行に進んで行くのですが、
なんだかとっても静かでちょっとザンネーン!
というのも合宿とかしてたり屋外の施設を利用する人の声があることが期待出来そうに無くて!
女三瓶に向かう道は、通行人数が皆無ってパターンが多いから、
にぎやかに人間の活動する音声が聞こえてくるのが助かるんですよね!
もうとにかく熊にビクビクの私としては。
名号コース入り口に来ました。
ここ、大きい案内板が立ってるんですけど、
熊さんに注意の張り紙はありませんでした。
姫逃池コースにはあったのにねぇ。。。
日差しがキョーレツだから、これから向かう先が真っ暗に写ってる。
森の中へ イン♪
前回の訪問から何度か激しい雨がありました。
このコースは登山道に雨水が流れ下った模様で、
細かいちりが流されてゴロゴロ小石が散らばって若干歩き辛くなってた。
この道もだけど北の原からのコースは、
朝日がたっぷりそそぐ時間帯は格別に気持ちいい空間が広がります。
ここに差し掛かった時、単独の方が追い抜いて行かれました。
そしてさらに進んだところで降りてくる方たちから、
〇〇山で出会った?と人違いをされました。
聞いたことのない山名だったからハッキリ覚えてないですが。
もっと熟すと、パカーンと割れて、シャンデリア状に実がぶら下がる・・・んだったっけ?
分岐にやって来ました。
左側へ行くと女三瓶へ。
右側を行くと男三瓶へ。
この後、予定した道ではなく右側に進路を取ったのです。
というのも昼に飲む薬を忘れて来ていたことに気が付いて・・・。
もし女三瓶に行ってしまうと、ここから男三瓶に直で行く2倍の時間が必要です。
途中で具合が悪くなったら、ちょっと苦しい道のりになるかもしれません。
だからここで引き返そうかな・・・とも考えました。
でも今標高700mのところにいて、
あと400mほど登れば折り返し地点になります。
時間的にもギリギリって感じでしたが男三瓶に向かうことにしました。
今回登山道沿いの熊笹が刈り掃われていました♪
明るく見通しが良くなってとっても嬉しい!!
苔にとって過ごしやすい夏だったから緑がゴージャス!!
綺麗なグリーンだな~と。
そだ!ここでmomokoも写真撮って行こう!!と思っていると、
なにやら獣臭い感じがしてきた。
神経研ぎ澄ませてると、動物の息遣いが聞こえてきた!!
野犬?
あまり大きいものじゃないカンジ。
鈴をジャランジャラン鳴らしながら笹の中に目を凝らす!
ギャーどうしよう~~とプチパニックになった。
しばらくすると気配がなくなった。
タヌキかキツネかそんなところだったのかな?
さっきの事があったけど、
笹が刈り掃われているお蔭でこの後の安心感が違った。
笹エリアを通過すると、一安心という気持ちになった。
でも普段よりずっとハイペースになった。
出会う花を片っ端から撮るなんて出来なかった。
こんなにいい天気だけど分岐以降は人間の気配が全く感じられなかった。
そろそろ誰か降りて来てもいいのにな~~とか思いながら。
結局山頂に着くまですれ違いはなかった。
お花はキバナアキギリが最多賞でした。
ひときわ大きな幹のブナ♪
この辺りまで来ると、女三瓶との縦走路を行く人々の声が時折聞こえて来ていました。
光でいっぱいの道を進みます。
途中の緊張と、ハイペースの反動で、
最後の木の根っこ階段を前にして足が止まりました。
日差しが暑い・・・。
脚がすごく疲れてる。
でも歩かなきゃ!
吹き渡る風が山頂大地に来たことを教えてくれる。
キンミズヒキからお土産をもらわないようにそ~っと通過していく。
開けたところまで数メートル区間はモッサモサに茂った中を進む。
これを見てここから降りるのを止めた人とかいそう~~
ススキの向こうに山頂避難小屋。
お花を愛でながら山頂へ。
ススキの向こうに山頂碑。
先週撮った株はさらに花開いていた♪
日傘をさして歩いてくる人がいた。
ここが山頂ってことを忘れる光景だった。
ヤッホーーー
空に向かって続く道♪
ボロボロになってもチョウに人気でした。
色んなコースからそれぞれの道へ。
日本海を眺めながら長~い休憩。
普段座って休憩することないけど、
今日はもう座らなきゃ帰りはグダグダになりそうだった。
次から次へと新しい訪問者が山頂に着て、
そして休憩が済んだ人たちは次なる目的地に向けて去って行った。
さぁて、私も帰るとしましょう!
山頂の風景を最後にパチリ☆
帰り道はとってもゆっくり、
一歩一歩確実に変わらぬペースで降りて行った。
名号コースは雨で表土が流されていたりして一部荒れた箇所があったけど、
姫逃池コースは雨による影響がほとんど感じられなかった。
ヨレヨレになていたので大いに助けられた。
秋の風車が勢いよく回っていたよ♪
まぁ時々こんな風に花の写真を撮りつつ、
一定のペースで進んで行きました。
せっかくいい条件の日だったのに、
頭真っ白になって無感動に歩いてるのが勿体なかった~~
最後にこの花を撮ってカメラはもう出さずにひたすら降りた。
本当にしんどい帰り道だった。
その夜は熱を出してしまった。
・・・おわり・・・
by mizuho41069
| 2014-09-07 18:17
| mountain